PROFILE
戸井田 糸織
といだ しおり
新潟生まれ
愛知県瀬戸市出身
4歳よりカワイ音楽教室にて
ピアノを習い始める
中部大学春日丘高等学校卒業
名古屋芸術大学 音楽学部 演奏学科
ピアノコース卒業
大学卒業後にカワイ音楽教室の講師を務め、
グループレッスンや個人レッスンを担当
退職後、戸井田ピアノ教室を開講
＜受賞歴＞
2000年 カワイ音楽コンクール 入賞
2001年 カワイ音楽コンクール 入選
2002年 カワイ音楽コンクール 入選
2004年 ムーシケ音楽コンクール 優秀賞 同コンクール受賞記念演奏会出演
2006年 ピティナピアノコンペティションE級 優秀賞
2008年 愛知ピアノコンクール 連弾部門 銀賞
同コンクール受賞記念演奏会出演
2009年 ピティナピアノコンペティション F級 奨励賞
2010年 ピティナピアノコンペティションF級 奨励賞
カワイ演奏・指導・音楽教育グレード取得、
全日本ピアノ指導者協会（PTNA）指導会員、
カワイ音楽研究会会員
STORY
♩ピアノを習い始める
・たまたま音楽教育が盛んな幼稚園に入学しました。
・「ピアノを習うと良いことがある」という、母の漠然とした理由で、年少のころから幼稚園の課外教室としてあった、カワイ音楽教室のグループレッスンに通い始めます。
・ピアノを習うことが楽しかった記憶があります。しかし母からの話によると、「上手く弾けないからなのか、よく私（母）のところへ来て、抱っこばかりしていたんだよ」と言われて、驚きました。ピアノが苦手だったようです。
・それでも辞める選択肢はなく、グループレッスンを2年続けたのちに卒業。そのまま個人レッスンのコースへ進むことになりました。
・当時の先生が、とても優しく、遊びに行くように楽しく通っていた記憶があります。ろくに練習もせず、、、
♩ピアノ専門の道へ進むことを決心
・お引越しを機に、新しい個人の先生からピアノを学ぶようになりました。
・グレードや、ピアノのコンクールを積極的に挑戦させて下さる先生でした。
・とはいえ、相変わらずあまり練習しない生徒でしたし、楽譜を読むことも得意ではありませんでした。そんな私をいつも、温かく見守って下さる先生でした。
・そんな私が初めてのコンクールで奇跡的に賞を受賞したことで、「才能あるのかも！？」とまんまと調子にのって、ピアノにどハマりしました。
・ショパン国際コンクールが開催された時期には、特集番組をずっと再生していたり、沢山のピアニストの名前を覚えて、ピアノの先生や両親に自慢気に話していたそうです。
・両親が音楽好きということもあり、家の中ではピアノやオーケストラなどのCDの演奏を、日常的に耳にする環境だったことも、大きく影響していて、音楽好きが加速したように思います。
私もこんな風に、ピアノが弾けるようになりたい！ピアニストになるんだ！と、専門の道に進むことを決心しました。当時小5のことです。
♩挫折、そして念願だった音楽大学へ進学
・楽しい想いだけで続けてきたピアノ。どんな練習も苦に思ったことはなく、コンクールに落ちた時も「また受ければいいやー♪」と落ち込むことを知らずに進んできました。
・しかし第一志望の音楽高校の受験に失敗してしまったことで、初めて挫折の経験をします。
・「なんで自分が落ちたのだろう？」と当時は絶望的でした。一瞬は「ピアノをやめてしまいたい」と思いましたが、「次は希望の音大に入るためにがんばろう！」と、すぐ切り替えられるほど、「ピアノを辞めることがもったいない」「ピアノが好きだ」と思っていました。
・普通科高校に、通いながら、新たな恩師と巡り会うことになります。
・ピアノとの向き合い方も変わり、進むべき道を照らしてくださり、またピアノだけでなく、あらゆる視点から私を育ててくださった恩師が、絶望から私を救って下さいました。
・そんな恩師について行きたくて、名古屋芸術大学に進学します。
・今まで、ひたすら自分のできない所に目を向け、徹底的にピアノと向き合っていましたが、大学の校風や、過ごし方が私と合っていて、やっと、ピアノを通しての自分の居場所が見つかったように感じました。
・また、外部にも活動を広げ、他大学のピアノサークルにも所属し、ピアノ演奏を通じ、新しい出会いもありました。
・私は、ピアノを続けていて、本当に良かったんだ。と心から感じることができた、音大時代でした。
♩念願だったピアノの先生へ
・大手教室に講師として就職し、務められることになりました。これが憧れのピアノの先生への第一歩でした。
・レッスンはとても楽しく、充実した時間でした！！！
・その中で葛藤も生まれるようになります。「もっと一人ずつに合わせた指導が必要なのではないか。」と。
楽譜を読むことに苦労してしまう子、練習が大変になってしまう子、ピアノが弾けるようになりたいとワクワク習い始めたはずの子が、思うように進めない状態にも多く直面したためです。
もっとその子が出来るようになるアプローチがあるのではないか。など、勤めている中では、個人では対応仕切れない部分などがあり、指導も行き詰まりを感じるようになります。
・そこで、2年間勤務したあと、もっとたくさんの生徒さんに弾ける体験をして欲しい！音楽の楽しさをもっと知ってもらいたい！と、個人のお教室を立ち上げることを決意しました。
・現在では、生徒さん1人1人の良さを丸っと受け止められる環境を意識しており、ピアノを楽しむことが出来るようになってくる生徒さんが増えてきて、本当に幸せです。
・もっと今の生徒さんのように、出来るようになることに自信をもったり、「自分にも出来るんだ」とキラキラした笑顔になる生徒さんが増えて欲しいと願っています。どんな生徒さんにも、出来ることは必ずあります。私はその瞬間を一緒に喜んでいきたいです。
